革靴のサイズ | 20.0-21.5 | 22.0-24.0 | 24.5-26.5 | 27.0-29.0 |
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加算する長さ | +1.5 | +2.0 | +2.5 | +3.0 |
革靴のサイズ | 20.0-21.5 | 22.0-24.0 | 24.5-26.5 | 27.0-29.0 | 29.0-31.0 | 31.0-33.0 |
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加算する長さ | +1.5 | +2.0 | +2.5 | +3.0 | +4.0 | +5.0 |
添付写真1の右側がメーカー不明29.5cm(5E)の超幅広タイプ・・・A
添付写真1の左側がH社製US12/30cm(3E)のオブリークタイプ・・・B |
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添付写真2の左側がロックポートUS13/31cm(3E)のスクエアタイプ・・・C
添付写真2の右側がロックポートUS14/32cm(3E)のスクエアタイプ・・・D |
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ロックポート2足も同様に、ひもをしたまま脱ぎ履きを繰り返していないでしょうか?
ひもがしまった状態で脱がれていることと、前足部の靴の変形が気になります。(ひもをしたまま脱ぎ履きしているか、蝶々結びだけを解いて脱ぎ履きを繰り返す方々の靴によく見られる変形です。) また、これら2足はアンダーラッピングというひもの通し方になっていますが、オーバーラッピングに通しなおした方が良いと思います。(右の写真を参照ください) そして、脱いだ時にはひもは全て開放されているのが理想です。(同じく右の写真を参照ください) 靴のひもは、履く時には十分に緩めて足を入れ、踵をしっかりヒールカップに着けた上で、下のハトメから丁寧に締めてゆき、脱ぐ時には十分に開放させてください。 |
骨格図1をご覧ください。
足趾が正常に働いている足では、親指の指紋のセンター(指紋の渦の中心・B)と小指の指紋のセンター(指紋の渦の中心・C)と踵骨下端突起部(A)の3点が造る足の裏の三角形が構成され、この三角形で身体を支えています。(以後の説明のため、仮に『足の裏の大きな三角形』と名付けておきます。) ところが、小さな靴や先端が足趾の開きを妨げる形状に絞り込まれた靴、そして中足部の支持が甘く中足趾節関節のアーチを支えられない靴などを履くと、足趾が正常に働く空間を確保できず、母趾球(D)、小趾球(E)、踵骨下端突起部(A)の3点が造る一回り小さな三角形で身体を支えることになります。(先程と同様、『足の裏の小さな三角形』と名付けておきます。) 足の裏の『大きな三角形』で立っている時と、『小さな三角形』で立っている時とでは、足の裏の重心位置は大きく異なります。 前者に比べ後者では、重心は大きく踵側に移動します。(注釈・三角形の重心は、各辺の中心から中線を引き、三つの中線の交点から導き出すことが出来ます。) |
医学書で説明されているように母趾球50%、踵50%の加重配分では後ろ向きに倒れてしまいます。
正確な計測をしたことはありませんが、前足部全体に80%、中足部、足根部に20%位の加重配分で立っているのではないかと推測しています。 距離にして数センチの重心位置の違いですが、人の直立姿勢に大きな影響を与えます。 『大きな三角形』で立とうとするとき、人の下半身は前方に大きく傾きます。そして、上半身はそれに抗するかたちで、背骨を伸ばし大きく後方に移動してバランスをとります。 このとき、頭部は伸びた背骨の真上に位置します。 この姿勢をとるとき、身体は頭部を最小の力で支えることが出来ます。 ところが、靴のトラブルから足趾に十分体重を載せることが出来ない場合、ひとは『小さな三角形』で立つことになります。 この重心位置では、下半身は後方に大きく傾きます。バランスをとるため上半身は前方に傾き、頭部は背骨よりも前に位置し、頸椎(脊柱の上部7個)によって釣られる形となるため脊柱とそれを支える筋肉に大きな負荷を与えます。 肩の僧帽筋の緊張を主因とする肩こり、腰椎の強い屈曲による腰痛などの原因となります。 |
しかし、ひとがサルから分かれた環境では草原地帯の柔らかな土の上に立っていたのですから体重で地面は沈みます。(添付したbonesonthecreyinnerlegside.gifをご覧ください。) |
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