購入したとき靴下は写真のようになっています。 このままで履き込むと、つま先が圧迫されて指が開かなくなります。 |
つま先のステッチを横に引っ張って足指の幅に広げ、靴下のつま先の角を四角に成形してゆきます。 他の部分は出来るだけ伸ばさないようにします。 |
つま先のステッチを指先に合わせて丁寧に履きこみます。 絶対に強く引っ張って履き込んではいけません。
床に足をつけて強く踏み込んでも、爪や指が圧迫されていないか、足指が自由に動くかをチェックします。 |
紐付きの靴は、出荷されるとき、実際に使用するときとは違う紐の通し方(写真右上)をされていることがあります。店頭に陳列しておいたときに靴が引き立つようにするためです。
しかし、これでは紐を締めたり緩めたりするのが難しいので、別の形に通し直さなければいけません。 |
最も実用的な紐の通し方はオーバーラップ(写真右下)という方法です。
これが最も絞め具合の調整や脱ぎ履きの容易な方法なのです。 紐を最初のハトメ(紐を通す穴)に上から通したら反対側のひとつ上段のハトメに上から通し、これを一番上のハトメの手前まで繰り返し最後のハトメだけ下から上に向かって通します。 |
まず紐の靴は紐をできるだけ緩め、ベルトの靴はベルトをはずし、マジックテープの靴はテープをはがしておきます。 |
靴を履きこんだらつま先を上げて脚の重さで踵をヒールカップに密着させます。マジックテープやベルトは十分に土踏まずをホールドするまで引っ張って固定します。
紐の靴は下のハトメから順番に絞めていきます。 このとき、紐は必ず横に引っ張ります。 上に向かって引くと、ハトメの周りに巻き付き抵抗が発生して締まらなくなります。 足の甲と足首の境のハトメ(ローカットの靴では最後のハトメ)は、弛みをとるていどに絞めます。 |
最初に、一番上のハトメから紐が抜けないぎりぎりのところまで緩めたら、片手でこれを持ったまま次のハトメから紐を引き出してゆきます。そして、最初の紐の輪を適量残しておきます。 これを順に一番下のハトメまで繰り返します。 |